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夕刻鳥一つとは何の意味?時刻や時間帯は何時のことか【高嶺の花8話/2018年8月29日】

どうも、颯介です!

今回も日常生活の出来事のなかで、気になったことについて独自の視点でどんどん切り込んで行きたいと思います。

それでは、さっそくまいりましょう!

さて、今回取り上げるのは、2018年8月29日に放送されたドラマ『高嶺の花』の第8話の中の台詞に登場した『夕刻鳥一つ』とはどういう意味なのかと言うことについてです。

話全体の流れの中でなんとなくニュアンスはつかめるものの、言葉の意味が分かっているほうがより楽しめると思ったので、今回調べてみました。

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夕刻鳥一つとは何の意味?

この『夕刻鳥一つ』という言葉、我々現代人が普通の生活をしている限りは、まず、聞くことのないような言葉だと思います。

そのため、私だけでなくこの言葉のことを疑問に思った人は他にも多くいそうでした。

夕刻鳥一つは今で言う何時ですか?

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12195400042

はじめにドラマの劇中で、『夕刻鳥一つ』という言葉がどのような形で使われていたか確認してみましょう。

たとえば、以下のような台詞がありました。

「もも、ななには、夕刻鳥一つまで時間を与えた」
「ではご一同、夕刻鳥一つに」

この流れからすると、「夕刻鳥一つ」といのは「夕方●時」という意味だと考えられそうです。

これは、昔用いられた時刻の呼び方が関係していると思い調べてみました。

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「夕刻酉一つ」は十二時辰(昔の時間の表現方法)の17時~17時30分のこと

調べて見た結果、この時間の表現の仕方は『十二時辰』と言うそうです。

Wikipediaに分かり易い説明があったので、引用してご紹介します。

十二時辰

十二時辰(じゅうにじしん)とは、近代以前の中国や日本などで用いられた、1日をおよそ2時間ずつの12の時辰(じしん)に分ける時法である。“およそ2時間”とあるのは、後述の通り夜と昼、季節で長さが変動するからである。

時辰の細分
4刻

時辰を30分ごとの4刻に分ける。子の刻ならそれぞれを「子一つ」「子二つ」「子三つ」「子四つ」と呼ぶ。「草木も眠る丑三つ時(丑三つ刻)」の成句で知られる「丑三つ」は2時から2時30分である(不定時法のため少し変動する)。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%BA%8C%E6%99%82%E8%BE%B0

これによると、より正確に漢字で表すなら、『夕刻鳥一つ』でなく『夕刻酉一つ』ということになりそうです。

そして、「酉」というのが、17時~19時のことですが、「一つ」がついていることから、これを

・17時~17時30分
・17時30分~18時
・18時~18時30分
・18時30分~19時

のように、30分ごとの4刻に分けた一つ目なので、

『夕刻鳥一つ』あらため、『夕刻酉一つ』というのは、『夕方17時~17時30分』ということになりそうですね。

今回もご覧いただいて、ありがとうございました。

それではまた!

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