大人気の倉庫型店舗コストコでは、メンバーになると「家族カード」を1枚追加できます。では、本会員がいなくてもこのカードを発行できるのでしょうか?「それぞれ都合のいいタイミングにコストコへ行きたい」と考える家族は多いと思います。
本記事では、家族カードの具体的な申請条件や必要書類、申し込み手順を詳しく紹介していきます。
本人がいなくても発行可能?家族カードの基本ルール
結論から言うと、コストコの家族カードは本会員が同席していなくても作れます。これは忙しい家庭にとって大きなメリットですね。申請時に用意する書類は、下記の通りです。
- 本会員のコストコカード
- 申し込み者の身分証明書(原本)
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 最新の住民票
- 障害者手帳 など
なお、マイナンバーカード(個人番号カード)やその通知カード、書類のコピーなどは受理されません。また、「同じ住所」を証明するために、身分証の住所が本会員と一致している必要がある点に要注意です。
手続きの流れ
コストコ店内にあるメンバーシップカウンターへ行き、上記書類を提示するだけです。本会員がそばにいればスムーズですが、不在でも欠かさず必要書類をそろえておけば大丈夫。担当スタッフの確認が終わり次第、家族カードを発行してもらえます。
知っておきたい家族カードの特徴と注意点
1. 追加料金は不要
家族カードを作るときに別途年会費はかかりません。本会員の年会費だけで、もう1枚カードが持てるのは嬉しいメリットです。
2. 1アカウントにつき家族カードは1枚
メイン会員1人につき、追加カードは1枚だけ。つまり、同じアカウントでカードが使えるのは本会員と家族カード所持者の合計2名までです。
3. 同伴者ルール
カード1枚あたり、大人2名までが同伴扱いで店内に入れます。ただし18歳未満の子どもはこの人数制限の対象外なので、家族でお買い物に行きやすいのがコストコの利点の一つです。
申請の条件──姓が異なる場合や住所に関するポイント
コストコの家族カードは「同居人」を対象としており、血縁関係だけでなく、共同生活者であれば申請できます。住所が同じであることさえ確認できれば、姓が違っても問題ありません。たとえば、以下のようなケースにも対応します。
- 結婚後も旧姓を使っているパートナー
- 義理の親との同居
- 事実婚のカップル
- ルームシェアをしている相手
姓が異なる場合には、身分証に記載の住所をしっかり確認されるので、引っ越しなどの事情があったときは、なるべく早く店舗で登録情報をアップデートしましょう。住所が不一致になってしまうと、カード利用が難しくなる場合があります。
家族カードのオンライン対応と更新の仕組み
コストコの会員登録や年会費の更新はオンラインでできる部分もありますが、家族カードに関してはウェブ申請を受け付けていません。身分証の原本確認が必要なため、どうしても店頭での手続きが必須になります。
更新は自動で行われる
家族カードは本会員の会員資格更新と連動しており、本会員が年会費を支払って有効期間を延長すれば、その時点で家族カードも同時に更新される仕組み。本会員が更新を忘れて期限が切れた場合、家族カードも同じタイミングで利用不可となります。
その他の手続き
- 再発行:紛失や破損があったときは、本人または本会員が身分証を携帯し、店舗のカウンターで申請すればOK。本会員が不在でも大丈夫ですが、その人のカード情報自体は必要です。
- 本会員の変更や退会:家族カード保持者が自分でメイン会員になる場合や、本会員が退会する場合など、変更点がある際は必ず店舗のカウンターで手続きを行います。
まとめ:家族カードを駆使してコストコライフを満喫
コストコの家族カードを持っていれば、本会員がいない時間帯に各自が好きなときに買い物に行けるのでとても便利。大容量サイズの商品が中心のコストコだけに、こまめに足を運んで必要な分だけ購入できるメリットは大きいでしょう。
- 同じ住所 かどうかが最重要条件
- 本会員不在でも申請OK
- オンラインではなく店舗カウンターで申し込み
- 更新は本会員と連動
このような仕組みをうまく利用して、皆さんも賢くコストコライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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