どうも、颯介です。
今回も日常の出来事の中で、気になったことなどについて、独自の視点でどんどん切り込んで行きたいと思います。
それでは、早速参りましょう！
さて、今回取り上げるのは、音楽ユニット「野猿」についてです。
野猿は、1998年に、テレビ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」（フジテレビ系）において、とんねるずやスタッフを中心に結成され、かつて絶大な人気をほこったグループです。
人気絶頂のまま、撤収（解散）したその伝説のグループ「野猿」が、今夜2018年2月8日の「とんねるずのみなさんのおかげでした」に出演します。
Twitterなど、ネット上の声を見ていると、
「え、野猿でるの？・・・見るわ」
「や、や、野猿！なつかし～」
「野猿だぁあああ」
などと、野猿の久々の登場を歓迎する声であふれています。
そこで、今回は、野猿メンバーのその後と今現在についてまとめていきたいと思います。
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野猿とは？
まずは、野猿がどんなグループなのか、改めて確認しておきたいと思います。
若い方は、あまり野猿のことを知らないかもしれませんし、ご存じだった方も久しぶりですものね(笑)
野猿は、長く続いたとんねるずの人気番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」（フジテレビ系）のスタッフたちととんねるずで結成された人気ダンスボーカルグループです。
当初、番組のなかだけの企画の1つに過ぎなかったのですが、バラエティ番組の1企画という枠にとどまらず、多くのファンを獲得し、絶大な人気を誇るようになりました。
作詞は、秋元康さん
作曲は、後藤次利さん
ダンスの振り付けは、TRFのSAMさん
という超豪華な顔ぶれです。
野猿は普通にいい曲がそろっていますよね～
そもそも、中心となるとんねるず自身が、人気絶頂のときでしたので、話題性は十分だったのですけども、楽曲のよさやパフォーマンスは本物だったと思います。
1998年にシングルCD「Get Down」でCDデビューを果たします。
全部で11曲リリースしたシングルCDは、オリコンランキングですべてトップ10入りを果たしています。
また、1999年には「Be cool！」で、2000年には「Chicken guys」でそれぞれNHKの紅白歌合戦出場まで果たしています。
そして、紅白歌合戦ではいずれの出演時にも、高い視聴率を誇りました。
まさに、番組企画を超えた活躍ぶりですね！
そんななか、2001年5月のコンサートツアーをもって、人気絶頂のまま撤収（解散）します。
野猿は、解散のことを「撤収」と表現していたんですね～
解散の理由は、メンバーがそもそもの自分の本業である番組の裏方スタッフに専念するためだったそうです。
そりゃぁそうですよね～。
あれだけの人気グループで、厳しいレッスンをこなしながら、スタッフとしての活動もあるのですから。
そもそもが長続きはしないとは思います。
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野猿解散が関係しているかもしれない悲しい事件
ある意味、野猿の人気絶頂ぶりを表象するエピソードですが、野猿の撤収（解散）の影響でとても悲しい事件が起こってしまいます。
野猿解散のショックを受けたファンの2人の女子高生が何と自殺してしまったのです。
残されていた遺書とおぼしきメモには「死ぬ理由もないけど生きている理由もない。しいて言えば疲れた」などと書かれていたと言うことです。
このメモからでは、直接的に、野猿解散との関連はわかりませんが、友達に「野猿が解散するならどうなってもいい。（野猿が）解散するならつまらない」などと話していたと言います。
実際のところは、本当に野猿の解散を悲しんで自殺したのか、もともと抱えていた別の悩みがあってのことだったのかは、いまとなっては当人達にしかわからないと思います。
しかしながら、間違いなくいえることは、野猿と野猿が歌う楽曲やパフォーマンスが、女子高生たちに生きる勇気を与えていたことは間違いないのでしょう。
もちろん、野猿にも野猿メンバーにも、テレビ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」にも何の罪もないことです。
ただただ、女子高生の2人の自殺は悲しい事件だったと思います。
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野猿メンバーのその後と今現在は？
さて、気になる野猿メンバーのその後と今現在についてです。
石橋貴明（いしばし たかあき）
ニックネーム：タカ
言わずとしれた「とんねるず」。
野猿の名付け親であり総監督です。
木梨憲武（きなし のりたけ）
ニックネーム：ノリ
言わずとしれた「とんねるず」。
野猿のムードメーカーで歌唱力も抜群です。
平山晃哉（ひらやま てるちか）
生年月日：1965年11月4日
ニックネーム：テルリン
アクリル装飾担当（所属：ナカムラ綜美）
歌唱力はプロ並と言われ、唯一ソロ曲を持っているメンバーです。
野猿人気投票において、トップ3以下になったことがないという人気を誇るメンバーでした。
平山晃哉と神波憲人は、デュオ「Will Call」としてCDをリリースしています。
神波憲人（かんなみ のりひと）
ニックネーム：カンちゃん
生年月日：1971年5月8日
衣装を担当していて、元々、東京衣装に所属していましたが、E’dgeという会社を設立しています。
現在は独立していて、オリジナルブランドを立ち上げ、ファッションデザイナーやスタイリストとして活動されています。
趣味でバンド「頭羅嘩瑠頭（ズラカルズ）」を結成。
2009年の「頭羅嘩瑠頭（ズラカルズ）」のライブでゲストとして、平山晃哉さんが登場しました。
2013年5月にはご結婚されています。
※平山晃哉と神波憲人は、デュオ「Will Call」としてCDをリリースしています。
成井一浩（なるい かずひろ）
ニックネーム：ナルナル
生年月日：1970年5月10日
大道具担当（所属：東宝舞台）
2ndシングルまでボーカルチームでした。
大食いで、非常に奥手な性格。
27歳まで恋人がいなかったそうです。
野猿メンバーの中では、唯一酒が全く飲めないそうです。
飯塚生臣（いいづか いくおみ）
ニックネーム：ジェリー
生年月日：1972年1月3日
特殊効果担当（所属：東京特殊効果）
ダンスの実力において、野猿トップクラス。
2007年、木梨さん主催の舞台に、半田さん、大原さんとともに出演し、「叫び」を披露されました。
自転車に乗っているときに、トラックと正面衝突事故にあいます。
不幸中の幸いで一命は取り留めましたが、一時的な記憶喪失で野猿での活動を忘れています。
ジェリーさんですが、自転車でトラックと正面衝突する事故に遭い、奇跡的に一命は取り留めましたが、一時的な記憶喪失から野猿の活動を忘れてしまったようです。
2009年4月9日の「とんねるずのみなさんのおかげでしたSP」で野猿メンバーが集結したことがありました。
この時には、「こんなようなことを、やっていた気がする」と発現していて、少し記憶が戻っているようです。
大原隆（おおはら たかし）
ニックネーム：バカ
生年月日：1974年3月5日
大道具担当（所属：東宝舞台）
「バカ」とのニックネームが示すとおりのキャラ。
メンバー最年少で、ダンスの実力も抜群です。
2007年に、当時担当していた番組「アイドリング！！！」の企画「スタッフ飲み！！！」に登場。
小ジョッキの水を15杯連続で一気飲みして見事「スタッフ飲み！！！」で優勝しました。
2007年、木梨主催の舞台「NORITAKE GUIDE IV ONEHALF LIVE 2007」に半田さん、飯塚さんとともに、出演し、「叫び」を披露しました。
網野高久（あみの たかひさ）
ニックネーム：シュウ
生年月日：1966年2月3日
持道具担当（所属：京阪商会）
野猿総選挙で浅野さんと交替になりました。
その後、浅野さんが脱退したのちに、メンバー復帰。
表情が読み取りにくく、いつもマイペースなため、石橋さんには「やる気が無い」と言われたりすることがあるとか。
ニックネームの由来は、「周富徳に似ているから」という理由から、「シュウ」と呼ばれているそうです(笑)
星野教昭（ほしの みちあき）
ニックネーム：ホッシー
生年月日：1963年10月18日
ロケ車両ドライバー担当（有限会社ホッシー代表）
昔は、相当なヤンキーだったようです。
見かけによらず甘い物好きな一面もあるとか。
半田一道（はんだ かずみち）
ニックネーム：ゴテ
生年月日：1963年11月27日
スチールカメラマン担当（所属：ダイアカラー）
坊主頭にしないと、野猿存続が厳しいとうい事件がかつてありました。
このときは、当初、勤務先の方針を理由にして、必死に坊主頭にナルコとを拒んでいましたが、野猿のためとバッサリ剃り上げました。
撤収（解散）後、木梨さん主催の舞台「NORITAKE GUIDE IV ONEHALF LIVE 2007」に出演し、「叫び」を披露しています。
高久誠司（たかく せいじ）
ニックネーム：タカク
生年月日：1967年8月27日
カメラクレーン担当（所属：明光セレクト）
野猿を結成する以前から、「とんねるずのみなさんのおかげ」の番組内のコントにしばしば出演していました。
半田さんとライバル視。
酒好きで有名で、それがたたって、問題を起こしたことがあります。
現在は一児の父親。
荒井千佳（あらいちか）
ニックネーム：CA
音声担当（所属：ニューテレス ※その後退社）
素人ですが、高い歌唱力を持っていました。
シングル1枚、アルバム1枚に参加。
本人は歌手にはまったく興味が持てなかったようで、2000年の武道館ライブで卒業しました。
2004年2月には吉本興業社員と結婚して幸せなご家庭を築かれています。
浅野吉朗（あさのよしろう）
ニックネーム：ヨシロウッチ
放送作家担当。
「自ら野猿に加入することで野猿の幅が広がる」として、野猿総選挙にて網野に勝利してメンバーに。
しかしながら、残念ながら、口だけで戦力にならないと言われ、脱退させられました。
後に、網野さんが自分の意思で復帰しています。
小林紗貴（こばやしさき）
ニックネーム：Saki
（女猿）
野猿のフロントボーカル4人にフィーチャリングボーカルとして参加しました。
撤収ツアーでは、
『First impression』
『TODAY』
に、CAの代理として参加しています。
神原孝（かんばら たかし）
ニックネーム：カンバラ
生年月日：1967年7月27日
当時、ディレクター（所属：フジテレビ）
野猿ファンクラブ350人による第一回人気投票では最下位になって卒業。
その後、プロデューサーになっています。
太田一矢（おおた かずや）
ニックネーム：ヤン
ディレクター（所属：フジテレビ）
第二回人気投票で最下位となって卒業。
現在は、「FMHグループ経営推進部長」との肩書きの模様です。
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野猿復活の可能性は？
野猿は、それだけ人気の高いグループでしたから、ファン達は復活を期待していたと思います。
だからこそ、今夜2018年2月8日の「とんねるずのみなさんのおかげでした」で久しぶりに集結する野猿をみて、冒頭でご紹介したネット上の熱狂的な反応があるのでしょう。
それでは、今回の集結をきっかけとして、再び野猿が音楽ユニットとして復活する可能性はあるのでしょうか？
私個人的な意見としては、野猿の復活は、基本的には無いと思います。
歌やダンスパフォーマンスを披露するに耐えるレベルに仕上げようとしたら、やはり相当な準備期間と本気のレッスンが必要だと思います。
野猿メンバーのその後と現在としてご紹介したとおり、いまでも各方面でメンバーそれぞれが活躍しています。
社会的地位や責任も当時よりもさらに増しているメンバーも多いでしょう。
レッスンするための時間がとれないでしょうし、メンバーもあれから年齢を重ねていますので、体力的な面からも復活は難しいような気がします。
ただ、もしかしたら、「一夜限りの復活」というのは、可能性はゼロではないかもしれません。
既に発表されているとおり、約30年という長い間続く人気番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」が、今年2018年3月に終了してしまいます。
本当に長い間、駆け抜けてきた人気番組だけに、有終の美を飾りたいところです。
絶大な人気をほこった野猿が番組最終回あたりで、パフォーマンスを再び披露するようなことがあれば、「とんねるずのみなさんのおかげでした」も素晴らしい最後を飾ることができるかもしれません。
もし、野猿の復活の可能性があるとすれば、そのタイミングだと個人的には思います。
もし番組最終回での一夜限りの復活ということがあれば、すでに水面下でレッスンをしていたりするのでしょうか。
もしかして、今夜2018年2月8日の放送で、何か言及があるかもしれませんね～
何らかのサプライズ発表でもあればうれしいですね！
