どうも、颯介です!
今回も、世の中の気になる出来事について、私独自の視点で、どんどん切り込んで意見していきますね。
それでは、さっそくまいりましょう!
さて、今回私が気になってテーマとして取り上げたいのは、中国の「ふたりっこ政策」についてです。
というのも、私は、この「ふたりっこ政策」という言葉を初めて聞いたんですね。
私の頭の中では、学生時代に習った「一人っ子政策」のまま止まっていましたので、「えっ!?一人っ子政策じゃなくてふたりっこ政策!?」って感じで印象に残ったんですね。
結構、世の中の日本人には、私と同じように、一人っ子政策のまま止まっていて、ふたりっこ政策という政策に中国の産児制限施策が移行しているということを知らないという方も多いのではないと思います。
そこで、今回は、一人っ子政策がいつ廃止されて、ふたりっこ政策がいつから始まったのか調べてみました。
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一人っ子政策について
そもそも一人っ子政策とは?内容について
そもそも、中国で産児制限施策がなぜ行われるようになったのか、学生時代の復習として確認してみます。
一人っ子政策というのは、中国で、1979年に施行された政策です。
中国は、ご存じのとおり10億人を余裕で越えるような人口で推移していますが、その人口増加を緩やかにするために、1組の夫婦について子供を一人に制限するという施策です。
しかも、二人目からは罰金を科すという制度ですね。
1979年といえば、私が生まれるちょっとまえくらいの年ですね!
もう40年ちかく前から、中国では出産する子供の人数について制限する政策を行ってきたんですね。
一人っ子政策はいつ廃止?理由は高齢化
この一人っ子政策によって、人口増加を緩やかにするための一定の効果は見られたようです。
しかしながら、社会全体が高齢化してしまい、労働力人口もどんどん減少していく中、2015年に一人っ子政策は廃止されました。
ほんの数年前に一人っ子政策は廃止されていたんですね!
日本も、現在高齢化社会と労働力人口の減少というのは、直面している大きな課題ですが、中国も同じなんですね。
しかも、中国は、日本の10倍以上の人口がいるわけで、国土も圧倒的に広いので、このまま超高齢化がすすめば、本当に大変なことになりそうです^^;
それで、方針転換して、一人っ子政策を廃止して、ふたりっこ政策の登場となったわけですね!
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ふたりっこ政策について
ふたりっこ政策はいつから始まったか?
一人っ子政策を2015年に廃ししたのちに、この高齢化、労働力人口の減少などの事態を受けて、2016年に始まった二人目まで子供を持てるようにした新政策がふたりっこ政策ということです。
2016年に、ふたりっこ政策は開始されたばかりだったんですね!
ふたりっこ政策の効果は?
ふたりっこ政策の導入によって、2016年は中国の出生数は、一人っ子政策時代よりも増加しているようですが、2017年には、少し増加傾向が鈍ったようです。
とはいえ、2017年においても、一人っ子政策時代の2015年よりは、出生数は多いようですので、一定の効果はあるようですね!
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今後の中国の出生数についての予想と個人的な意見
強制的に人数制限をするだけでは、なかなか順調に出生数は増えていかないのではないかと思います。
やはり、子供を産んだときの育てやすさが大切ではないでしょうか?
子供を一人前にするためにかかる生活費や教育費等が、子供が増えればそれだけ多くかかるわけですから、これらの費用補填や補助の制度があったりしたほうがより安心して子供をより多く産もうと思うでしょう。
また、経済に不安があってはそれどころではありません。
保育園のような親の就労支援のための制度の充実も求められます。
強制的に人数制限をするのみでなく、これらの政策も合わせて行わないと、出生数は順調になかなか増えて行きにくいのではないかと思います。
そして、これは日本でも同じ課題を抱えていますので、日本も頑張って行かないといけませんね!
それにしても、中国は、人口が日本の10倍以上いるような国ですので、このまま高齢化が進んだときには、世界経済にさえ大きな影響を及ぼしかねないんじゃないかととても心配ですので、なんと中国もうまく出生率が向上していけるようになってもらえればと思います^^;
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