フレッツ光から光コラボに乗り換えるときに必要な「転用承諾番号」完全ガイド

通信費を少しでも節約したいと考えている方や、スマホ割引を適用させたい方の間で注目されているのが、フレッツ光から光コラボレーションサービス(以下、光コラボ)への乗り換えです。
この切り替えの際、必ず必要になるのが「転用承諾番号」。一見ただの番号に見えますが、契約の切り替えをスムーズに進めるための“公式な承認証”ともいえる重要なものです。

ここでは、この転用承諾番号が何なのか、その取得方法や注意点、さらに発行後の流れまでを、できるだけわかりやすく解説します。


1. 転用承諾番号とは?なぜ必要なのか

フレッツ光の「転用」という手続き

転用とは、NTT東日本またはNTT西日本が提供しているフレッツ光の回線設備を、新しい回線工事をせずにそのまま活用し、契約先だけを他の光コラボ事業者へ切り替える方法です。
この手続きでは、プロバイダ料金と回線料金がひとつにまとめられるため、支払いの管理がシンプルになり、さらにスマホとのセット割引が適用されることも多く、結果として月々の通信費が抑えられる可能性があります。

番号の役割と特徴

転用承諾番号はNTTが発行する11桁の英数字(例:E-1234-567890)で構成されます。
この番号は「契約者本人が転用を承諾した」という公式な証明であり、光コラボ事業者側がこれを受け取ることで、契約変更の準備が整ったことになります。
番号があることで、回線の工事を行わずにサービスを切り替えられるため、乗り換えの手間やコストを大きく軽減できます。


2. 転用承諾番号の取得方法(3ステップ)

転用承諾番号は、NTT東日本・西日本それぞれの公式サイトまたは電話窓口から申し込みが可能です。
Web申し込みなら24時間対応(メンテナンス時を除く)なので、忙しい方にも便利です。

Step1:必要な情報を事前に準備する

申請時に以下の情報が必要となります。事前に手元に揃えておくとスムーズです。

  • フレッツ光のお客様ID(CAF/COP/Lで始まる番号)

  • ひかり電話番号(利用中の場合)

  • 契約者の氏名(契約書通り)

  • フレッツ光設置先の住所

  • 支払い方法の確認情報(請求書やWeb明細など)

Step2:NTTの窓口で申し込む

NTT東日本

NTT西日本

※土日祝も対応。年末年始は受付休止の場合あり

Step3:番号を正確に控える

Web申請の場合は画面に表示され、電話の場合は口頭で伝えられます。
スクリーンショットや紙のメモで正しく記録しておきましょう。


3. 取得後に注意すべきポイント

  • 有効期限は15日間(発行日を含む)。期限切れの際は再取得が必要。

  • 発行手数料は無料。再発行も何度でも可能。

  • 番号を取得しただけでは解約にはならず、光コラボへの切り替え完了時にフレッツ光契約が終了します。

  • 手続きは必ず契約者本人が行うこと。不審な勧誘や代理取得には注意してください。


4. 番号取得後の流れ

  1. 希望する光コラボ事業者を決める(例:ドコモ光、ソフトバンク光、楽天ひかりなど)

  2. 公式サイトから「転用」で申し込み

  3. 取得した転用承諾番号を入力

  4. 切り替え日の案内を受け、当日自動的に新サービスへ移行


5. よくある質問

Q1. 番号がなくても切り替えできる?
A1. フレッツ光から光コラボへの切り替えには必ず必要です。光コラボ同士の乗り換えでは別途「事業者変更承諾番号」が必要になります。

Q2. 番号を取ったけど使わなかったら?
A2. 有効期限切れになれば自動的に無効となり、契約はそのまま継続。違約金も発生しません。

Q3. 引っ越しと同時に転用は可能?
A3. 可能ですが、手続きが複雑になるため、引っ越しと転用は別のタイミングで行う方が無難です。


まとめ

  • 転用承諾番号は、フレッツ光から光コラボへの乗り換えに必須の11桁英数字。

  • 取得はNTT東日本・西日本の公式サイトまたは電話で無料かつ簡単に可能。

  • 有効期限は15日間。取得後は早めに申し込むことが重要。

  • 契約者本人による手続きが原則。不正取得や勧誘には要注意。

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