最近、1本まるごと買った大根を切ってみたら、中がかなり緑色になっていて、思わずびっくりしました。通常は大根の上の方が薄緑色なのはわかっていたけれど、こんなに中身まで緑色って初めてでした。
その緑色の部分、本当に食べても大丈夫なのか、不安になっちゃって。で、なぜこんな風に変色するのか、色々と調べてみたんです。
新鮮な大根の選び方や保存のコツ、変色した大根をおいしく使う方法など、知っておくと便利な情報がたくさんあるから、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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大根の緑色の部分は食べても大丈夫?
結論から言いますと、緑色に変色した大根でも安心して食べることができます!
この緑色の部分はカビではなく、古くなった証拠でもないので、安心して召し上がってください。
また、大根の緑の部分は辛いのではないかと思われがちですが、実は逆でむしろ甘みがあるようです。
赤ちゃんの離乳食にもぴったり!
大根の緑の部分は甘味があり、赤ちゃんの離乳食にも安心して利用できます。
辛みが少ないため、味に敏感な赤ちゃんにもおすすめです。
少し硬めなので、茹でたりすりおろすと良いでしょう。
緑色の大根は安心して食べられます!
大根の変色には、外側や切り口、中身などさまざまな状態があります。
具体的に部位ごとに分けて、大根の変色について詳しく説明していきます。
大根の外側の緑色
日本で一般的に売られている大根の9割は「青首大根」です。
この大根は上部が薄緑色なので、周囲の皮が緑っぽいのは普通のことです。
白首大根と比較すると、その違いが明らかです。
表面の緑色が少し濃い場合でも問題ありません。
青首大根の中身は白色ですが、切り口や中身が緑がかっていることもあります。
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異なる大根の種類
- 青大根:
- 切ったら中まで緑色に変色することがあります。
- 別名ビタミン大根とも呼ばれ、ビタミン豊富な大根であることが特徴です。
- 通販で手に入り、自家栽培も可能です。
- 白首大根:
- 青首大根と同様な形をしていますが、首の部分が真っ白な大根です。
- 練馬大根や三浦大根などがこの種類に該当します。
- 赤大根・紫大根:
- 赤や紫色の大根も存在し、これらの色鮮やかな大根は種を購入して自家栽培することもできます。
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大根が変色する理由
大根が緑色に変色する理由は、主に以下の通りです。
- 青大根の場合:
- 通常の青首大根でも、カットした場合に中まで緑色に変わることがあります。
- これはビタミン豊富なためであり、ビタミンCの影響による変色です。
- その他の変色の理由:
- 切り口や内側が緑色に変色する場合は、大根自体が変色している可能性があります。
- 種類によっては本来の色が緑色であるため、変色として捉えられることもあります。
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大根の変色~なぜ緑や青に変わるのか?変色による安全性
大根が変色する理由は種類や環境により異なりますが、ほとんどの場合、食べても安全です。変色している場合でも、そのまま食べることに抵抗がある場合は、様々なレシピで利用することもできます。注意が必要なのは、「黒カビ」の場合です。変色の具体的な原因を知り、大根を楽しく安全に食べましょう。
青首大根の変色
- 日光の影響:
- 青首大根は根が伸びる際に土中と上方向に働く力が働き、首の部分が土から出てきます。
- 首の上部は太陽光に当たり、葉緑体が増えて緑色に変わる性質があります。
- 下部には葉緑体がないため、変色しません。
白首大根の変色
- 根の成長:
- 白首大根は土中に伸び、根が上に伸びることはありません。
- 葉緑体がないため、日光に当たっても緑色に変わりません。
異なる変色のケース
- 青あざ症:
- 大根がカットされて中身が青くなる現象で、夏によく見られます。
- 高温多湿やホウ素不足が原因で、アントシアニンの酸化も影響しています。
- 青あざ症の大根は食べられますが、苦みを感じることがあります。
- 切り干し大根の青化:
- 切り干し大根も青あざ症の大根から派生することがあります。
- アントシアニンの酸化により青く変色しますが、食べても問題ありません。
- 水晶現象:
- 大根が透明に見えることで、鮮度は落ちていますが、食べることはできます。
- 黒点病:
- 大根の中身に茶色や黒い斑点が見られる場合は、黒点病が疑われます。
- 斑点部分を切り取れば食べても問題ありませんが、「黒カビ」の可能性もあるので要注意。