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バージョンの略表記記号ver.の正しい書き方【※ピリオド/ドットの英語の意味とは】

颯介です。

今回、気になったものは、「バージョン(ヴァージョン)」を表す省略記号についてです。この「Ver.」と表記される記号は、みなさんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

それでは、さっそくまいりましょう。

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バージョンってなに?

この「Ver.」は、「Version」の省略したものです。

「Version」と記載した場合も「Ver.」と省略記号で記載した場合も、どちらも読み方は同じで「バージョン(ヴァージョン」です。

スマホが普及したことによって、パソコンを使用しない人でも気軽にアプリケーションソフトを使うようになったため、パソコンしかなかった以前の時代よりもこの「バージョン」という言葉を知っている人が増加しました。

もしかしたら、単に「バージョン」だけよりも「バージョンアップ」ということばのほうが、よく耳にするかもしれません。

  • アプリのバージョンアップをする
  • アプリのバージョンを下げる
  • バージョンアップしたバグが直った
  • バージョンアップしたせいで不具合が発生した
  • バージョンアップをしてください(スマホ画面より)

というような言葉を聞いたり見たりしたことはある人も多いと思います。

【注意点】省略記号「Ver.」は正確に表す

バージョンの省略記号は、「Ver.」です。もしかしたら、「ver」などと「.(ピリオド)」を省略した形で使ってしまわれている例もあるかもしれませんが、これは正確ではありません。

なぜなら、「Ver.」で使用されている「.(ピリオド)」にもきちんと意味があるからです。「.」には「省略」の意味が込められています。

同様に意味で、英語では

  • Mr.(ミスター)
  • Mrs.(ミセス)

という言葉でも「.(ピリオド)」は使われています。

Mr.やMrs.と同様にVer.も省略せずに、きちんとピリオドまで書かないといけません。

これは、英語の大切なルールなので、日本人にとっては「別になくてもいいのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、大切なルールなので書くときには忘れないようにしましょう。

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そもそも、「バージョン」ってどんな意味?

「バージョン(version)」(「Ver.」)は、製品が最初にリリースされてから、何回更新したかを示す表記です。

アプリなどで見かける

  • Ver.1.0
  • Ver.2.2

のようなVer.の後ろに数値を付けることで、管理がされています。

【Ver.〇〇と〇〇Ver.の使い分け】数字はVer.の前か後ろか

「第○版」という感じの意味で「Ver.」を使用して数字で表す場合は「Ver.○○」とするのが通常です。(例:“Ver.2”)

これに対して、「特別版」の様な意味で何らかの具体的な言葉と合わせて使用する場合、「○○ Ver.」というのが正しいでしょう。(例:“special Ver.”)

もしも、“2 ver.”としてしまったら(複数形でないので厳密には成り立ちませんが)、
「2 versions (2つのバージョン)」という感じの意味になってしまいます。。もしこのように数字を前に出すとしたら、「第二のバージョン」という意味“2nd Ver.”とするのが正しいと思われます。

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「メジャーバージョン」と「マイナーバージョン」

バージョンアップにも種類があり、たとえば

  • メジャーバージョン
  • マイナーバージョン

というものです。

メジャーバージョン

メジャーバージョンとは、製品が大々的に変わることです。根本から大きく変わる場合にこのメジャーバージョンが使われます。

例えば、メジャーバージョンアップの場合は、

Ver.2.1.1からVer.3.0というように、大きな位の数字が増えるのが一般的です。

マイナーバーション

マイナーバーションはメジャーバージョンと違って大々的な変更ではなく、中程度の規模の変更のときに使われます。

例えば、マイナーバーションアップの更新の場合は、Ver.1.2.1からVer.1.3.0というように、小さい位が増えるようにして更新します。

リリース前のバージョン

製品のリリース前には

  • α(アルファ)
  • β(ベータ)

という記号を付けたバージョンがよく利用されています。製品をβ付きのバージョンで管理した状態でリリースをして、限られたユーザーに使ってもらったあとで、正式なものをリリースをするということもするそうです。

 

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