どうも、颯介です!
今回も日常生活の出来事のなかで、気になったことについて独自の視点でどんどん切り込んで行きたいと思います。
それでは、さっそくまいりましょう!
さて、今回取り上げるのは「居候(いそうろう)」という言葉がなぜこのように言われるようになったのか、その語源や由来についてです。
一時期、病院での自習に参加するという大学のときの友人を自宅に1ヶ月間ほど泊めていたことがありました。
つまり居候させていたわけですが、先日その友人と会ったときに、そのときの話を思い出してふと語源が気になったので調べてみました。
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そもそも居候の意味とは何?
まず、そもそも居候の意味とは何かについて確認しておきます。
無能なやっかい者をもさすが,通常他人の家に寄食する者をいう。同居人の一種。「やか」 (家にいる) がやっかいに転じた。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
居候(いそうろう)っていうのは、やっかい者みたいな意味もあるのですね。
私自身正直なところ、「人の家に住まわしてもらうこと」くらいの意味しか知りませんでしたので、やっかい者という意味も含まれることがあるということを知った上で、この言葉を使うようにした方が良さそうです。
語源や由来について
それでは、いよいよ本題です、居候(いそうろう)の語源や由来はいったいどういったものなのでしょうか。
もとは江戸時代の公文書に、同居人であることを示す肩書きとして用いられていたもの。
動詞「居る」の連用形「居」に丁寧の意を表す「候」が付いて、「(誰それの家に)おります」の意が原義。
家族制度からぶれた者を社会的に認知する一つの方法だったが、川柳などではその肩身の狭さ、独立心のなさが笑いの対象となって多く登場する。出典:http://yain.jp/i/%E5%B1%85%E5%80%99
「居候」をそれぞれの漢字に分解して、意味を読み解くと
居=いる、存在
候=・・・であります、・・・でございます
となりますが、同居人の肩書きとして、「居候(●●の家にいます)」と江戸時代の公文書に注意書きのように書き加えられていたことから来ているということなのですね。
勉強になりました^^
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