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サンフランシスコ漢字表記で書くとなぜ桑港?由来と理由【※アメリカ都市名】

日本では、海外の地名のことを漢字で表すことがあります。「桑港」もそのひとつで、アメリカのサンフランシスコという都市のことです。

この言葉に使われる漢字は特に難しいものではないのですが、なぜサンフランシスコを「桑湊」と書くのか疑問に思ったので調べてみました。

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サンフランシスコを桑港と表記する理由

「桑港」という表記は、「サンフランシスコ」という音を漢字に置き換えた「桑方西斯哥」の最初の文字「桑」と、その地が港町であることを示す「港」から成り立っています。

当時の日本人にとっては、「サンフランシスコ」のことが「ソーホーシスコ」と聞こえたため、「桑方西斯哥」という感じに置き換えられと言われています。

そして、その「桑方西斯哥」に使用されている頭文字の「桑」を用いて、港町であるという意味から「港」と組み合わせて「桑港」と書くようになったのですね。

一般的には「サンフランシスコ」と読むことが多いですが、漢字の意味からは「そうこう」とも読むことができます。

この表記は、地元の日本人コミュニティが運営する店舗や学校などで頻繁に使用されます。例えば、ジャパンタウンにある曹洞宗の寺院「日本山桑港寺」がこれに該当します。

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サンフランシスコの他の漢字表記「旧金山」

また、サンフランシスコの漢字表記には「旧金山」というものもあります。

「旧金山」という表記は、1849年のカリフォルニア・ゴールドラッシュにちなんでいます。

もともとサンフランシスコは中国人コミュニティによって「金山」と呼ばれていましたが、オーストラリア・ビクトリア州などで新たなゴールドラッシュが発生すると、サンフランシスコは「旧金山」として区別されるようになりました(メルボルンは「新金山」と呼ばれます)。

 

 

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