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南海トラフ巨大地震とは何?発生確率と被害想定(震度や津波等)規模予想


どうも、颯介です!

今回も日常生活の出来事のなかで気になったことについて独自の視点でどんどん切り込んで行きたいと思います。

それでは、さっそくまいりましょう!

さて、今回取り上げるのは、近い未来にいずれ起こると言われている巨大地震『南海トラフ巨大地震』についてです。

SNSを見ていても、何らかの地震が起こる度に、

『南海トラフ巨大地震の前兆なのでは?』

と心配している人をよく見かけます。

また、

『●月●日に南海トラフ巨大地震が起こる』

という感じの予言を拡散している人も居たりします。

こうした噂や予言を信じるかどうかは人によるでしょうけども、いつ起こるかはともかく、いずれ確実に起こると言われる日本に壊滅的で甚大な被害をもたらすであろうこの巨大地震について知って、備えておくことは大切だと思います。

そこで、今回は、南海トラフ巨大地震とは何か、その発生確率やどれくらいの被害が予想されるのかについて調べてみました。

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南海トラフ巨大地震とは何?

南海トラフ巨大地震とは、そう遠くない未来にいずれ起こるとされる東日本大震災を大きく上回る甚大な被害が想定される巨大地震です。

フィリピン海プレートとアムールプレートとのプレート境界の沈み込み帯である南海トラフ沿いが震源域と考えられています。

ちなみに、この南海トラフの場所は以下の画像のとおりです。


出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B5%B7%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95

2017年11月からは、国も南海トラフ巨大地震の危険性を認識し、南海トラフ巨大地震が発生する可能性が高まった場合に、気象庁から公式に新たな臨時の情報を発表すると取り決めて運用しています。

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南海トラフ巨大地震の発生確率はどれくらい?

日本国政府による地震調査委員会では、2018年1月1日時点の評価で、今後30年以内に南海トラフ巨大地震が発生する確率を「70%から80%」と予測しています。

今後30年以内におよそ8割方、起こることが予想されているのです。

これはかなり高い確率ではないでしょうか?

眉唾ものや、あまりにも遠い未来の話ではなく、南海トラフ巨大地震発生のリスクが近い未来に、現実に差し迫っているのです。

しかも、『30年以内に』ということは、それこそ明日や来月にでも起こることもありえないとは言い切れないわけです。

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南海トラフ巨大地震の被害想定の予想は?

南海トラフ巨大地震が発生した場合、

・関東から九州の太平洋沿岸を中心に激しい揺れや大津波に襲われ、最悪の場合およそ32万3000人が死亡するおそれがある

と国では想定しています。

関東から九州にかけてまで沿岸部で津波被害が及ぶとは、ものすごい広範囲にわたって被害が想定されています。

東日本大震災のときもそうでしたが、海で地震が起こると津波により、恐ろしい被害が生じてしまうのですね。

以下に死者数の多かった日本の地震を紹介します。

・関東大震災(1923年)・・・死者数105,385人
・阪神淡路大震災(1995年)・・・死者数6,437人
・東日本大震災(2011年)・・・死者数24,627人

これらの数字と比較すると、南海トラフ巨大地震では、最悪の場合は32万人以上もの方々がお亡くなりになる恐れがあるというのも、前代未聞の被害予想だと思います。

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南海トラフ巨大地震発生時の地域別の震度は?

南海トラフ巨大地震が発生した際には、地域別にどれくらいの震度が予想されるのでしょうか?

以下は気象庁の南海トラフ巨大地震に関する資料からの引用画像です。


出典:http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/assumption.html

これによると、想定される最大クラスの地震が発生すると、静岡県から宮崎県にかけて、一部では震度7となる可能性が指摘されています。

また、震度7となる地域に隣接する周辺の広い地域では震度6強~6弱の強い震度が予想されます。

やはり、太平洋側の海を震源とする地震ですから、太平洋側に位置する関東、東海、四国などの震度が高そうです。

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南海トラフ巨大地震発生時の津波の高さや地域は?

南海トラフ巨大地震が発生した際には、大津波が押し寄せてくることが予想されます。

津波の高さや、津波が到達する地域はどうなっているのでしょうか?

以下は、気象庁の南海トラフ巨大地震に関する資料からの引用画像です。


出典:http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/assumption.html

関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波が押し寄せることが予想されています。

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気象庁からの最新の発表

気象庁では、臨時情報以外に、南海トラフ巨大地震の危険性について定例の発表を行っている模様です。

調べてみたところ、最新の情報では2018年5月9日に気象庁から南海トラフ巨大地震に関する情報が発表されていました。

南海トラフ地震に関連する情報(定例)について -最近の南海トラフ周辺の地殻活動-

気象庁では、大規模地震の切迫性が高いと指摘されている南海トラフ周辺の地震活動や地殻変動等の状況を定期的に評価するため、 南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会、地震防災対策強化地域判定会を毎月開催しています。
本資料は本日開催した評価検討会、判定会で評価した調査結果を取りまとめたものです。
次回は6月7日を予定しています。
なお、下記調査結果は本日17時00分に「南海トラフ地震に関連する情報(定例)」として発表しています。

報道発表日
平成30年5月9日

概要
現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。

出典:http://www.jma.go.jp/jma/press/1805/09b/nt20180509.html

いまのところは、南海トラフ巨大地震の発生につながるような活動は観測されていないようです。

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